mama.niwaファミリーサロン
HSP(Highly Sensitive Person)とはアメリカの心理学者であるエレイン・N・アーロン博士が提唱した心理学的概念で、神経が細やかで感受性が強い性質を生まれ持った人のこと。
約5人に1人はHSPといわれています。
HSC(Highly Sensitive Child)はその性質を持った子どもです。
このサイトではより詳しくHSPやHSCについて知る方法をご紹介しています。
HSCという言葉を知っていますか?
ひといちばい敏感な子、と言われている
Highly Senstive Childです。
🟢集団にいると疲れやすかったり、五感(視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚)に敏感
🟢怖がる様子や心配症?と思う姿もあるけれど、じっくり話すとあらゆる方面から物事を考えている
🟢誰が教えたわけでもないのに大人では気づかない細やかな配慮ができる
🟢興味があることに取り組むと追及する姿勢がある
今、社会で少しずつメディアなどで紹介されています。
なぜでしょう?
「集団に入ることができない」
「集団生活に疲れて保健室へ通うお子さんが増えている」
「不登校のお子さんが低年齢化している」
このようなお話をよく耳にします。
HSCが昔より増えているのでしょうか?
私はどちらかと言うと、
刺激が多い社会になり
(情報、電化製品、効率化が進んでスピードが早い方が評価される時代、勉強や習い事のレベルが上がっている時代など)
敏感な気質への負担が多くなっている気がします。
集団による約束ごとや環境は昔のまま。
刺激過多になっているHSCが過ごしにくい時代になっているのです。
私たちにどんなことができるでしょう。
このページでご提案させていただきます
HSCへのサポート
- HSCの感じること、考えていることをありのまま受け止める。
- HSCの思っていることを遮らず否定せず、まず全て聞き切きる。
- HSCは周りの状況、相手の反応を察知できるので感情に蓋をしたり押し殺す傾向があるので自己否定感が強い。そのため感情を出すサポートをする。
- ありのままのあなたで良いことを伝え、自己否定感を取り除く
- 感情を出すためには大人自身がHSCにとって安心安全な人物であることを心掛ける。
- 好きなことはとことん取り組んでOK!
- 本人にとって好きなことや良い刺激は活力になるので取り組める環境づくりをする
- 刺激過多による体の痛みや体調に変化がある場合は集団を避け休息する時間を充分設ける
- 個人の判断で教室以外の刺激が少ない場所で過ごすことを許可する
- 教室内や学校行事、習い事やスケジュールなど、刺激が多い環境で過ごしていないか見直す
- 教室内で座る席をHSCに過ごしやすい場所を相談して配慮する
- 感性に響く芸術、音楽、自然に身を置くなど過緊張から解放される機会や環境づくりをする
- HSCが安心安全を感じていても躊躇する時は話を聞いて背中を優しく押すサポートをして良い
- HSCが困難だと思うが立ち向かいたい事例の時は相談に乗り、スタートするタイミングはHSC自身が決める(周りが無理にスタートさせない)
- 注意や助言は強い口調で押し付けるのではなく対等な立場を取りHSCの考えを尊重し意見交換などしたうえで伝える。
- HSCの親、サポートする人はHSCについての正しい知識を学ぶ(正しい知識がないままサポートすると本人の負担が多くなるため)
- HSCを育てる親が「他の子と違う」と感じて心配になる場合があるのでサポートをする(HSCの親の茶話会などHSCの親同士の交流、勉強会など)
こちらに挙げたのは一例です
保護者の方や学校の現場でHSCをサポートする方向けの講座や研修講師を承っております。
また、毎月HSP/HSCお話し会を札幌市南区澄川カフェ・アットレにて開催。
詳しくは下記サイト、mama.niwaファミリーサロンHP、Instagram、またはお問い合わせまでご連絡下さい
HSCの10のギフト啓発チラシです。
こちらを担任の先生にお渡ししたり、保護者が手に取れる場所に置くなど活用することができます。
ご希望の方はHPお問い合わせまたは公式LINEからご連絡下さい